結婚することが決まったら、どういった結婚式を挙げるか、というのは、当事者の2人にとって、とても大切なことです。ここ最近の結婚式事情は、画一的だった昔と比べて、それぞれの個性を重視するようになった、時代の変化に伴って多様化しています。結婚というのは、一生に一度のことです。後々になって、あの時こうしておけばよかった、と悔いのないように、納得のゆくように、式を行いたいものです。
式を選ぶポイントは、神前式か、チャペル式、どちらが良いか決めることです。神前式は、日本古来のものである、神道の形式に沿って行います。ホテルや、結婚式場に併設されている専用の会場に神主さんや巫女さんが来て、執り行う場合と、結婚式を挙げる当人と家族が、神社に行き、式を執り行う場合と2パターンあります。衣装は、女性は和装の白無垢、男性は羽織袴を着るのが基本です。
神主さんによる祈祷の後、お神酒を入れた盃を男性、女性が口にする三三九度で、結婚の誓いを行います。近年では、結婚指輪の交換も行うことが多いようです。人気の神社は、1年以上前から予約が必要なところもあります。チャペル式も、式場に併設しているチャペルで行う場合と、教会に行って式を挙げる場合と2通りあります。
教会で式を行う場合、信者であることが必須条件、となっているところがあります。あらかじめ、その教会に何回か通い、結婚に関する講義を受けることで、結婚式を挙げられるところもありますので、事前に下調べしておくことが必要です。