いつの時代にも結婚式に相当するものはありましたが、そのスタイルは時代とともに大きく変化を遂げてきました。どの文化や時代においても、喜びが特徴になっています。また中東においては花嫁や花婿の友人が付添人となる習慣がありました。日本では古くから仲人や介添人の取り決めがあります。
夫婦になることを、公にするという意義があることは今でも変わっていません。もちろん地域によって細かい習慣はことなります。たとえば昔日本では嫁入りをするのに、馬にのってお婿さんの家に行っていました。中国では嫁入り用の特別の籠の中に乗り、四人の担ぎ手によって、男性側の家に嫁いでいったようです。
現代では男性が花嫁を家まで迎えにいくという習慣に変化しました。その際は高級車を何台も連ねて迎えにいくのが、良いとされています。地域によっては楽器の演奏まであります。このように世界にはさまざまなスタイルの結婚式があります。
最近の日本では、比較的控えめにする傾向があります。とはいっても、以前と比べてということです。また個性的な結婚式も随分見られるようになってきました。たとえばテーマパークやスキー場、時には海の中で行われることもあります。
形にとらわれない自由な発想の結婚式は一生思い出に残るに違いありません。またドレスも白いドレスが主流とはいえ、デザインや色はかなりカラフルになっています。中には野外ウェディング用にスニーカーに合うようにデザインされたものもあります。