結婚式には、相手を祝福するために守らなくてはならないマナーがいくつかあります。主には招待状のマナー、ご祝儀のマナー、服装のマナーなどです。招待状は、結婚式の参加確認のために送られてくるものですが、返信する際には注意しなくてはなりません。まず、出席、欠席、名前、住所の頭についている「御」を二重線で消します。
出席、欠席のいずれかにマルをして、欠席する場合はその理由も書き添えましょう。明確な理由ではなくても構いませんので、「かねてから予定があり」「都合が悪く」などで問題ありません。また、出席、欠席に関わらず一言でもお祝いの言葉を添えるのもマナーです。そして、返信宛名の「行」や「宛」を二重線で消し 、「様」と書き直します。
ご祝儀は、お祝いの気持ちです。しかし、幾らでもいいというわけにはいきません。新郎新婦との関係性により包む額は変わりますが、友人の場合は3万円が相場となっています。また、包むお金は新札がマナーです。
そして、最近はあまり重視されなくなってきていますが、服装のマナーも把握しておきましょう。特に女性のマナーの悪さが目立ってきているので注意してください。NGな服装は、白い色のドレス、ミニ丈や肩の露出(昼間の時間帯のみ)、サンダルやミュール、ファー素材、ブランドバックです。招待客のマナー違反は新郎新婦の恥にもなりますので、最低限のマナーは守りましょう。
もちろん、結婚式のスタイルにもよりますが、基本的なマナーは知っておいて損はありません。